鼻唇溝

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鼻唇溝の改善はフィラー材注入療法の基本といえます。注入療法を始めるには、まずは鼻唇溝の改善から始めるとよいでしょう。

フィラー材の基本手技的な注入療法はコラーゲン、ヒアルロン酸とも多数の報告がなされています。

コラーゲンもヒアルロン酸も注入方法はほぼ同様です。ちょっとしたコツについては両者で違いがありますが、この点については別書に譲ります。

施術の体位はしわやたるみの観察ができる起座位がよいでしょう。

鼻唇溝のしわの直下に針を挿入し、注入を行うことが原則です。

狙った方向とずれて挿入されている場合もありますから、挿入後に挿入した針がフリーの状態でどちらの方向に向くか再度チェックします。

しわの直下に針が位置していることが確認できたら、1ヵ所につき0.1~0.3mLほど注入します。

その後に針を抜いて、隆起や周辺の皮膚組織とのバランスを確認します。針を抜いたら刺入点を1~2分間即座に圧迫止血することで内出血を予防できるので、必ず施行します。

このときにアイスパックで冷やすことも効果的です。

1回で完壁な仕上がりを目指さないで、術者の目標の6割程度を目指すようにし、患者と鏡を見ながら仕上がりを確認し、適切なアドバイスを交えながら、オーバーコレクションにならないように注意が必要です。

しわがなくなれば患者は満足するとは限りません。太った、腫れた、顔の幅が広がった、鼻の形が変わったと不満を訴える患者も少なくないので、通院を数回継続してもらいながら、変化する患者の希望を上手に捉えた治療が重要です。

ヒアルロン酸の反復注射により、皮膚のハリ、明るさ、弾力が回復するのを目の当たりにします。

(続く)

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