架橋型ヒアルロン酸充填剤の特徴

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架橋とは、ヒアルロン酸の分子と分子を架橋剤によって結合させることにより、ヒアルロン酸の構造を変えることです。

架橋剤にはBDDE(1-4ブタンジオールジクリシジルエーテル)を使用します。

つまり架橋されたヒアルロン酸注射剤は生体内での酵素分解に抵抗し、生体内での長期の持続性と安定性が確保されるのです。

架橋の強度によってヒアルロン酸の粘性に影響し、注入部位に応じた製剤となっています。

粒子サイズはヒアルロン酸の特性を決定する大切な要素です。

ヒアルロン酸もコンポジットレジン同様に、大小さまざまな粒子サイズによって構成され、それらを組み合わせて注入部位の特性に合った注入ができるような製剤となっています。

粒子が小さいヒアルロン酸は軟らかいために皮膚の浅い組織用として製品化されていますし、粒子が大きいヒアルロン酸は硬いために皮膚の深い組織用として製品化されています。

浅いしわ、深いしわを診断し、程度に応じたヒアルロン酸を使うことができます。

一般的に、製造メーカーから粒子のサイズや大小さまざまな粒子サイズの混合比率は公表されていません。

[粒子が小さいヒアルロン酸] → 軟らかい → 浅いしわ

[粒子が大きいヒアルロン酸] → 硬い → 深いしわ