ヒアルロン酸の総濃度

hiaruron2

軟組織用充填材としてのヒアルロン酸充填剤のヒアルロン酸含有濃度は、効果持続時間やゲル硬度の高低、ヒアルロン酸自体のもつ薬剤としての効果に大きく影響します。

単位はmg/gまたは%で表します。

[ヒアルロン酸の総濃度]

充填材中のヒアルロン酸の総量
・mg/gまたは%で表す
・市場のヒアルロン酸注入剤の濃度:5~25mg/g

濃度が与える影響
・持続時間
・ヒアルロン酸としての効果
・ゲル硬度の高低

1990年頃の第1世代のヒアルロン酸充填剤は鶏のとさかから抽出を行ったヒアルロン酸では、タンパク質の含有によるアレルギー反応の出現などが懸念され、現在よりも低濃度のヒアルロン酸注射剤が主流でした(現在使用されているヒアルロン酸充填剤の濃度は5~25mg/gです。これは1994年頃から研究された第2世代の充填材であり、連鎖球菌から人工培養された非動物由来のヒアルロン酸です)。

非動物由来になったことでタンパク含有量は5μg以下となり、アレルギー反応の出現率はきわめて低くなり、安心して受けられる治療として、世界中の女性たちに流行するきっかけとなりました。