さまざまなヒアルロン酸製品

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巷には数多くのヒアルロン酸製品が販売されています。

私たちが使用する医療用のヒアルロン酸と、市販されているヒアルロン酸では、効能や効果の点でどこが違うのかを考えてみましょう。

まずは市販されているヒアルロン酸を大きく分類すると、飲むタイプのヒアルロン酸と、塗るタイプのヒアルロン酸に分けることができます。

飲むタイプのヒアルロン酸には錠剤やカプセル剤のサプリメントタイプと、飲料用のドリンクタイプがあります。

医療用製剤との効能・効果の違いは、たとえば関節内に注射をした場合、関節内に確実にヒアルロン酸が届きます。

点眼薬であれば直接眼球に届きます。

ところがヒアルロン酸を飲んでも、食道を通過して胃や腸で分解され吸収されてから体の組織に分布するので、ヒアルロン酸がそのまま分布するわけではありません。

吸収され分解されてしまった時点で、変化しているのです。たとえば髪の毛が薄くなったからといって髪の毛を食べても髪が濃くなるとは考えにくいことと同じです。

ただし、皮膚の水分量の増加や膝関節痛改善効果については報告があります。

一方、塗るタイプのヒアルロン酸には化粧水やハンドクリームに配合されているタイプがあります。

化粧水にしてもハンドクリームにしても、皮膚の上に停滞している間はしっとり感や潤い感を実感できます。

また、バリアとしての保湿感も実感できます。

しかし、ヒアルロン酸はかゆみやかぶれたときに皮膚科で使用する軟膏剤のように皮膚から直接吸収することはできません。

なぜならヒアルロン酸の分子量が大きく、皮膚というバリアを通過できないからです。

どのくらい違うかといえば、皮膚科で使用する軟膏が分子量80程度に対して、ヒアルロン酸は100万といわれています。

けた外れに大きいために吸収できないのです。